このページでは、訪問販売や電話勧誘販売によって商品を購入したりサービス（工事等）の契約をした際に、業者側の説明に不実告知（事実とは異なる説明）があったことを理由にして契約を取り消す場合の取消通知書の記載例（ひな型、書式）を公開しています。
▶ 訪問販売等でクーリングオフできない場合に契約を取消す方法
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訪問販売や電話勧誘販売における契約を、業者の説明に「不実のことを告げる行為」があったことを理由に取り消す場合の取消通知書の記載例
① 単に契約を取り消す旨のみ記載する場合
契約の取消通知書
平成○年〇月○日
私は、貴社との間で下記商品の購入契約を締結いたしましたが、貴社の勧誘行為に不実告知がございましたので、本書面をもって当該契約を取り消します。
記
１．商 品： 布団１セット（掛け布団・敷布団・枕・シーツ）
２．商品の価格： 金540,000円（含む消費税）
３．契 約 日： 平成○年〇月○日（※契約書受領日）
以上
【被通知人】
東京都江東区〇〇１丁目〇‐〇 〇〇ビル〇Ｆ
株式会社サギネット
代表取締役 田増トオル
【通知人】
大阪市淀川区〇〇１丁目 〇-〇
玉佐怜ルナ ㊞
※後日の証拠とするため普通郵便ではなく内容証明郵便で送付すること。
② 不実告知の内容も記載する場合
契約の取消通知書
株式会社サギネット 御中
平成○年〇月○日
私は、貴社との間で下記商品の購入契約を締結いたしましたが、貴社の勧誘行為に不実告知がございましたので、本書面をもって当該契約を取り消します。
記
１．契約の内容：大阪市淀川区〇〇１丁目〇-〇の自宅家屋の耐震補強工事
２．価 格：金1,080,000円（※消費税含む）
３．契 約 日：平成○年〇月○日（※契約書受領日）
４．不実告知の内容
通知人は平成○年○月○日、自宅において、貴社の販売員から「当社の耐震補強工事を施せば震度8、マグニチュード９の規模の揺れにも対処できる」との説明を行けたため貴社の販売する耐震補強工事の契約を締結しその工事を依頼した。
しかし、その施工された工事の内容は、柱の接合部分に市販の留め具を釘で打ち付けただけのものや、型枠工事に使用するサポート器具（いわゆる”突っ張り棒”）を床下に設置しただけのものばかりで到底耐震能力を向上させる性質のものではない。
よって貴社販売員の行った説明には、このような商品（工事）の種類・性能・品質およびその工事の効果について不実告知があったといえる。
以上
【被通知人】
東京都江東区〇〇１丁目〇‐〇 〇〇ビル〇Ｆ
株式会社サギネット
代表取締役 田増トオル
【通知人】
大阪市淀川区〇〇１丁目 〇-〇
玉佐怜ルナ ㊞
※後日の証拠とするため普通郵便ではなく内容証明郵便で送付すること。